宗派:単立(曹洞系)
御本尊:釋迦如来脇立文殊菩薩普賢菩薩(開基北条氏照寄進)
寺宝:釈迦三尊仏像(元亀二年北条氏照寄進) 大般若経六百巻(安永二年三月十五日新調) 地蔵菩薩像(元和元年建立少林寺五世海雲太鯨代) 大涅槃画像壱軸(明治二十年二月十五日寄付) 北条氏照より拝領の鞍と鐙 北条氏照妻女(比佐の方)寄進の茶臼と古茶釜壱個
開基:瀧山城主北条氏照
開創年:元亀二年(一五七一)
縁起
元亀二年(一五七一)の創建で瀧山城主北条氏照開基の寺で開山は氏照の乳母の子桂厳暁嫩大和尚です。徳川家光公より慶安元年七月十五日朱印貮拾伍石を賜る。末寺十数ヶ寺を有し、檀家七割は北条家臣団の末裔です。瀧山城の東南の山麓の景勝地、龍の池のほとりに建立し出入口が辰巳という四神相応の地で氏照の住居だったと言われています。少林寺を中心として参道の西側を八幡宿、東側を八日市宿、横山宿と今でも呼ばれており、現在の八王子町並の元がここだとわかります。天保年間に建立された荘厳な七堂伽藍の建築に際して創建時に氏照寄進の北条の壱千有株の松(二七〇年程の松)を伐採した。明治十九年の一月の火災で惜しくも前建築の本堂他焼失した。現在の本堂は平成五年に落成した木造入母屋造り。
メモ
4月の桜の頃は少林寺の裏山に当たる滝山城跡には五千本の桜が植えてあり屋敷跡本丸、二の丸跡、空掘や敵を防ぐ為のくい違い等があり往時が偲ばれます。
年中行事
1月1日 修正会
4月8日 降誕会(花まつり)
7月8日 施餓鬼会法要
11月24日 滝山地蔵講
地図
JR、京王八王子駅より西東京バスにて谷野経由戸吹行「純心女子学園前」左入経由戸吹行「滝山二丁目」下車徒歩10分