宗派:真言宗 智山派
御本尊:不動明王
寺宝:大戦の折に殆どの物を提出。
現在弘法大師書と伝えられる心経一巻、文殊菩薩軸一幅、
伊達綱宗公作観音、鎌倉時代作と伝えられる両祖大師像。
開基:勝恵法印
開創年:寛永二年(一六二五)頃
縁起
開山は江戸時代の寛永二年(一六二五)に没した勝恵法印といわれているが、創建年代は明らかでない。また延宝七年(一六七九)に没した頼永法印が中興開山したとも伝えられている。当時は裏山にある鳥栖観音堂の別当寺であった。この観音堂はもと御堂山にあり、その後鳥巣、御堂ヶ谷戸など各地を転々とした後現在地に移転したもので、安置仏は行基作の千手観音である。本堂に向かい左側には白萩堂があり、本尊「子育観音」と呼ばれる聖観音像が安置され、観音様の裏側に「寛永年間、伊達綱宗公作」と書かれている、世にいう伊達騒動の殿様、綱宗公作の三体の内の一体であることがわかる。家宝とされていた片倉家から遠縁にあたる当寺の住職に譲られた由緒ある観音像である。
年中行事
春・秋彼岸法要(彼岸の入り)
7月17日盂蘭盆大施餓鬼法要