宗派:真言宗智山派
御本尊:大日如来
開基:頼重法印
開創年:天正(1573年)以前
縁起
多摩四国八十八ヶ所霊場第八十一番札所である。
開山は頼重法印(天正元年、一五七三寂)と伝えられる。
本尊は新遍武蔵風土記稿によれば不動明王とあるが、いつの世からか不詳ですが、現在は大日如来を本尊としている。
風土記中、石川村内に(薬師、観音、弥勒、地蔵、大日)の諸堂があったことが記されているが、今は薬師堂のみ現存する。
各堂宇の仏像は現本堂内に安置されている。
徳川幕府より御朱印七石五斗を賜り、朱印状が現存し保管されている。
前本堂は江戸時代後期、中興開山法幢法印(享和三年、一八〇三寂)代に建立されたが、近年老朽化のため平成十年五月落慶の現本堂が檀徒の総力で再建新築された。
メモ
毎年九月に八王子市無形文化財に指定されている、「石川の龍頭の舞」が御嶽神社と西蓮寺の境内で「五穀豊穣、病魔退散、悪病除」を祈って奉納される。
年中行事
1月 元旦護摩供
4月 花まつり
5月 薬師祭
7月 施餓鬼会
12月 除夜の鐘
地図
JR八高線小宮駅下車徒歩15分
JR、京王八王子駅より西東京バスでバイパス経由宇津木台行「石川」下車徒歩5分、
大和田経由宇津木台行「石川宮下」下車徒歩2分