宗派:臨済宗 南禅寺派
御本尊:阿弥陀如来座像(伝釋迦如来) 高野山願行上人作
開基:関山土佐昌清
開創年:文亀三年(一五〇三)
縁起
当山は山田町兜率山広園寺の末寺です。開山は廣園寺第十九世桃雲玄峯禅師で、永正二年五月十日遷化されています。開基は当地の名主をしており、相州当麻宿出身、北条氏の家臣で、法名を法泉浄如居士と申し、北条氏の命により八日市場を経営し、明国から輸入した永楽銭を使って貨幣経済を振興するためこの地に移り住みました。元々関山家は四国土佐の河野水軍の出で、有名な一遍上人と御縁が有ります。本尊の他に、十三尊仏像文禄四年造立(昭和五十年修復)があります。鎮守様には四国の金毘羅大権現、大天狗、小天狗、北野天満宮、秋葉山三尺坊大権現、機守白瀧稲荷大明神をお祀り致しております。昭和六十二年六月庫裡客殿建設地より、明の渡来銭約二千枚が出土しました。
メモ
書道塾、空手道塾、ご詠歌の研修道場を行っており、
また、同宗派の廃寺となった無量院に代わって八王子三十三観音第十七番札所となっております。
年中行事
毎月二十四日地蔵講 4月8日釈尊降誕会(花まつり) 9月山門施餓鬼会 大晦日除夜の鐘
地図
JR八王子駅、または京王八王子駅北口よりバスにて約30分「切り通し」下車徒歩1分